バドミントンの田児と桃田の違法カジノ店での賭博事件の感想
日本列島にまたスポーツ選手による不祥事が判明しました。
バドミントンの日本の新旧エースの田児と桃田のカジノ店での賭博事件で、金額も1000万円という大金を賭けていたようです。
リオデジャネイロオリンピックを前にバドミントン日本代表にとって痛い事件であるばかりか、今後の選手生命にも影響を免れないでしょう。
今回はバドミントンの実力者がなぜこのような行為を行ったのかなどの感想を書いてみました。
天狗になってしまった
先日あった謝罪会見などを見て感じたことは、若くして大金を手にしてしまった故に金銭感覚が麻痺してしまったのが一番の原因であると考えられることです。
桃田はまだ21歳という若さで賞金などを合わせると年収は3000万円を超えていると報道されています。
21歳でそんな大金を稼げるのはスポーツ選手や芸能人か一部の起業家くらいでしょう。
大多数はまだ学生や高卒でまだ安月給のはずです。
若くして金を稼げるようになったので、「世の中はすべての自分の思い通りになる」「自分は他人より優れている」などと今後もずっと同じような生活が続くと勘違いしてしまったのではないかと思うのです。
スポーツ選手の衰退期は必ずきますし、引退後の人生の方が長いのでその後にどう行動するかの方が大切なのです。
今回のバドミントンの選手はプロ野球の清原と同じようなタイプかもしれません。
かつてギター侍で人気のあったお笑い芸人の波田陽区をご存じでしょうか?
彼は売れていた時代の最高月収は2000万円以上あったそうです。月収ですよ。
焼肉を食べに韓国まで日帰りで行ったこともあるそうです。
しかし、次第に飽きられて仕事もなくなったしまい、今は福岡で復活しています。
彼は「正直いって天狗になっていました。いつまでも仕事はあると思っていた。今は謙虚になっています。」と激白しています。
スポーツ選手は謙虚でなくてはいけません。
金を稼げるから人間的に偉いわけではありません。
そんな気持ちが桃田と田児には欠けていたのでしょう。