平野早矢香が現役引退|卓球の鬼が決意!
平野早矢香という卓球選手をご存じでしょうか?
彼女がついに現役を引退することになりました。少し早いような気がしますが、ここ数年は若手の台頭もあり、国内でもなかなか良い結果が出せていませんでした。
彼女は全日本選手権を3連覇し合計5度のタイトルをとりました。国内では無敵の一時代を築いた卓球選手です。
平野といえばあの相手選手を睨み付けるような形相が鬼に似ていることから、「卓球の鬼」と言われていました。
オリンピックにおいてもロンドンオリンピックでは銀メダルをとり、愛ちゃんや佳純ちゃんがここまで実力をつけたのも平野早矢香の存在があったからです。
王輝の決勝戦は促進ルールが適用される死闘
国内で無敵だった平野ですが、2009年の1月に開催された全日本卓球選手権の決勝戦で1-6で絶対絶命のピンチに陥っていました。
しかし、そこから粘り6-6まで追いつき9-8で平野リードの場面で何と促進ルールが適用になりました。
「促進ルールって何?」そんなルールがあることを初めて知りました。
そうやら調べたら促進ルールとは、1ゲームの時間が10分を超えたらサーブは1本ごとに交代になりレシーブする側は13回返せばポイントを得ることができるというものです。
つまり、サーブをする側は早く決めないと焦ることになりますね。
はやり促進ルールになると両選手とも明らかに焦りが出て、いつものプレーができていない印象でした。
これまで日本を引っ張ってきた第一人者が引退となると寂しい気持ちがしますが、指導者として頑張ってもらいたいですね!