みんなの散歩道

生活全般の役立つ情報を発信していきます。時には世の中の出来事に喝を入れます。

清原の甲子園の伝説~名勝負PL学園VS宇部商業を振り返る

甲子園で活躍していた選手は数多くいるが、個人的には清原和博ほど衝撃的な活躍をした選手はいないのではないか。
松井や松坂など高校野球のレベルで化け物と言われて選手はいる。

しかし、清原が高校3年の夏の大会の決勝戦で2本のホームランを打ったことに強烈な印象が残っておりまさに史上最強の選手といってもいいだろう。
これほどまでに記憶に残っているのは1985年の当時中学生だった私の地元の宇部商業が決勝戦まで進出したからである。
対戦相手は桑田、清原を要する最強集団のPL学園だ。
今大会、文句なしの優勝候補ナンバーワン。

夏休みの部活の途中で練習を中断をして職員室でテレビ中継を見ていた。
宇部商が先制したものの、清原にホームランを打たれる。
やはり、化け物はものがちがう。

ここまで奇跡的な逆転勝ちで決勝まできた宇部商だが、高校球界の横綱であるPL学園には圧倒されるだろうという戦前の予想を裏切り、シーソーゲームの白熱した展開になった。
「あ~また清原が打った」と周囲のため息が聞こえ残念がる。

3対3でむかえた9回裏サヨナラヒットでPL学園が勝った。

宇部商業悲願の優勝はならず。

当時の日本中の目は桑田・清原に注がれていただろう。

そして、あれから30年以上経った日に覚醒剤事件で日本中を騒がせてしまった清原。


こんな姿を当時は誰も予想していなかっただろう。

清原よ。もう一度あの高校3年の夏の輝きを思いだしてくれ!